10月最後の晴天
今日は雲ひとつない晴天でした。
「抜けるような青空」という感じです。
きれいな空なのですが、見るたびに、5年前、弟が世を去ったあとのことを思い出します。
あの時は、何度も空を見上げたものでした。
自分は唯物論者なので、死者が空にのぼる、などと思うことはありません。
にも関わらず、なぜか気がつくと空を見ていたものでした。
そして、その澄んだ空を見ては悲しみを感じたものでした。
その記憶は、五年経った今でも鮮明に覚えています。
そのため、今日も、この青空を見て美しさに感心するとともに寂しさを感じました。
2020年10月31日 22:29