2019年02月05日

プロバイダ契約なしで光回線契約

 70代後半の人から、「引っ越して光回線を引いたのだが、ネットにつながらない」というSOSがありました。
 状況を確認したところ、プロバイダ契約がなされていない可能性が99%といった感じでした。
 しかしながら、Bフレッツなどを申し込む際は、セットでプロバイダ契約も提示されます。にも関わらず、なぜだろうか、と不思議に思いつつ、現場に向かいました。

 契約書をみたところ、回線はドコモ光でした。物理的にはBフレッツと同じものです。
 しかしながら、契約書のどこにもプロバイダ情報はありません。予想通りではありましたが、ちょっと驚きました。
 70代後半で、どう見てもネットに詳しくなさそうな言動の人がドコモショップに訪れたわけです。ドコモ光を勧めるならば、プロバイダ契約さらには、その設定サポートまで提案するのが当然ではないでしょうか。そうしないと、自力では絶対にネットに繋ぐことは不可能です。
 よくこんな契約をさせたものだと心底呆れました。
 実は、このような形で、何も理解せずにドコモ光の契約をさせられた高齢者を見たのはこれが3人目です。いずれも、プロバイダ情報の設定のことなど、全くわかっていませんでした。
 もちろんこれはドコモだけの話ではありません。ソフトバンクでも同じように必要もない光回線を抱き合わせで契約させられ、無駄な費用を払う羽目になった人を複数知っています。
 残念なことですが、携帯のキャリア会社は、客を騙して儲ける事を是としていると思わざるを得ませんでした。

2019年02月05日 23:46