2019年03月17日

アナログケーブル

 デスクトップパソコンの本体だけを交換する案件が入りました。
 かつては、本体とモニタが独立している、というのが「普通のパソコン」でした。しかし、ノートパソコンの価格低下と、CPUとワイド液晶モニタが一体になったモデルが普及した事により、すっかりこのタイプは「少数派」になりました。
 このタイプで一番困るのは、モニタとパソコンをつなぐケーブルです。
 アナログ・デジタル・HDMIの三種類があるのですが、たいていのパソコンもモニタも、そのうちの二種類だけに対応しています。
 今回、買い替えたパソコンはHDMIとアナログの端子があり、既存のモニタはデジタルとアナログの端子、という設定になっていました。

 したがって、アナログケーブルで接続せざるをえません(デジタルとHDMIの変換器を使うという選択肢もありますが…。
 ところが、不運にもアナログケーブルの余剰がありません。仕方ないので、近所のイオンに入っているノジマ電気に行ったのですが、「PCとモニタを繋ぐケーブルは扱っていません」と即答されてしまいました。
 冒頭に書いたとおり、このタイプのパソコンが少数派になった以上、そのような品揃えになってしまうのも仕方ないとは言えます。
 もちろん、ネット通販を使えばすぐに入手できるので深刻な問題ではありません。
 とはいえ、10年ほど前までは当たり前の存在で、パソコンを買えば一緒についているのが当然だったアナログケーブルが、こんな「希少価値」があるものになってしまった、という事には驚きました。

2019年03月17日 21:16