2020年05月12日

身近なラビリンス

 職場から自転車で10分くらいのところに、えらく道が入り組んだ地域があります。
 一方通行が多い上に、道が急に狭くなるなど、様々な「トラップ」が待ち受けています。
 一度、自動車で行ったらえらい目にあったので、この地域に用事があるときは、少々時間がかかっても自転車で行くようにしています。
 今日もそこに用事があったのですが、何度か行ったところであるにも関わらず、案の定、道を間違えました。
 事前に地図で調べて、「小学校のあるところで曲る」とインプットしていました。そして、「小学校→」という看板を見たので、矢印の方向に進んだのですが、いつまでたっても小学校が現れません。
 その結果、かなり大回りしてしまいました。
 帰りにその看板を別の角度で見たのですが、どう見ても、この矢印では自分以外でも誤解する人は多々いるのでは、と思いました。
 迷いに迷った末、最後は、自転車一台がかろうじて通れる細い道を通り抜け、何とか目的地にたどりつきました。
 リアル立体迷路みたいで、ある意味楽しめました。
 よそ者の侵入を拒むためにあえてこんな道をつくったのだろうか、などと思ってしまいました。

2020年05月12日 23:29