2019年11月30日

電飾の季節

 明日から12月です。
 この月の特徴として、広場や個人宅に電飾がほどこされる、というのがあります。
 別に自分の家をどうしようとその人の勝手ではありますが、この電飾を見ると、なんかげんなりします。
 特に、公園などで大規模な電飾をしているのを見ると、見ていて非常に安っぽく思えてきます。
 別に夜景が嫌いなわけではありません。特に好きな、神戸の夜景は何度も見に行きました。30年近く前に見た函館の夜景も覚えていますし、また行きたいと思っています。
 しかし、それらの夜景を美しいと思うのは、人々の日常生活によって生じる光と、その向こうにある暗い海の対比ゆえだからです。
 見栄えを良くするために意識して作られた電飾には夜景の美しさを感じることができません。
 そういうわけで、この一ヶ月の夜は、ちょっと楽しくない時間帯になっています。

2019年11月30日 22:05