2019年08月17日

精神論のダメな例

 相変わらず、猛暑の真っ昼間に屋外で高校生に野球をやらせる、という異常な事が行われています。
 今日も、西宮市は「熱中症に注意」という、本来なら屋外の運動を禁じるべき状況でした。
 そんななか、ある学校が、投手に165球も投げさせたそうです。
 しかも、それを報じたスポーツ紙の見出しは「魂の165球」などと、無批判に持ち上げるものでした。
 これまで、その「魂の投球」とやらをやったため、10代で投手生命が絶たれた少年が多数存在します。にも関わらず、それを異常と指摘するどころか、美談として持ち上げる風潮が今でも存在しています。
 改めて異常さに呆れるとともに、一刻も早く、この野球大会に球数制限を導入し、かつ開催場所を屋内ドーム球場に変更すべきだと、改めて思いました。

2019年08月17日 21:17