「頑張りにかかる」ようではダメ
指導者から、「成功するかどうかは、皆さんの頑張りにかかっている」という言葉が発せられる事が多々あります。
しかしながら、このような言葉が発せられて、実際に成功した、という事例を、少なくとも自分は経験した事がありません。
本来、物事をうまく進めるためには、事前にきちんと準備して、成功させる手立てを取る必要があります。
それをしっかりやっていれば、あとは、それぞれがやるべき事をきちんとやれば、成功することができるわけです。
もちろん、結果的には、事前の準備に問題があっても「頑張り」によって成功した、という事例はあるでしょう。
しかし、それは僥倖によるものであり、それを前提にしていいものではありません。
そういうこともあり、「皆さんの頑張りにかかっている」という言葉を聞くと、それだけで成功が遠のいたと感じてしまいます。
2019年11月19日 20:42