メール返信文をAIが用意する時代
あるメールをGメールで受信しました。
しばらく前から、Gメールには、相手からのメール文章を解析して、それに対応した返信文を用意する、という機能がついています。
それを押すだけで返信を完了させることも可能です。
ただ、それだと相手に失礼なので、自分は使わないようにしています。
そんななか、今回も三択の「推奨回答」が出ました。ただ、そのうちの一つは、ちょっと問題のある文面でした。
過去の関係者とのやりとりをもとに、その回答例を用意したのでしょう。しかし、万が一それを選択してしまっては、人間関係の悪化を招きかねない、という文章です。
送信者のみならず、繋がっている人とのやりとりまで解析して、そのような文案を用意してきた事に驚きました。
同時に、うかつに選んでしまうと大変な事になるものを用意したところに、まだまだAIの未発達みたいなものを感じました。
いずれにせよ、当初の理由であった「相手に失礼」に、「人間関係を悪化させるリスク」が加わったわけです。
それゆえに、今後とも、このGメールが用意した返信文を使う機能は絶対に使うまいと強く思いました。
2018年06月03日 21:07