2019年09月15日

猫と倒木

 仕事でよく行く集合住宅に行きました。
 ここは非常に広い庭を持っており、多くの野良猫がいついています。
 普段は、この敷地に入ると、離れたところにいる猫がこちらを向きます。一応、「ニャー」と挨拶するのですが、近寄ってはきませんでした。
 ところが、今日行ったら、様相が様変わりしていました。
 普段使っている入り口のところは、この前の台風で樹が倒れており、「立入禁止」のロープが張ってあります。
 それに驚いて突っ立っていたら、何人かの猫がやってきました。そして、「ニャー」と声をかけてきました。
 ここには何十回も行っていたのですが、こんな事は初めてです。
 おそらく、普段、猫にご飯をあげている人が来れなくなったのでしょう。そこで、人間を見たら、知らない人であるにも関わらず、「ご飯をください」という意味で「ニャー」と声をかけたのでしょう。
 台風から一週間経ちましたが、多くの人々が、水も食糧も電気も乏しく、苦しんでいます。同様に、猫たちも苦しんでいるわけです。
 一刻も早く、この状況をなんとかせねば、と思いました。同時に、同様の事が起きた際に、早急に復旧できる体制が取れるような世の中に変えていかねば、とも強く思いました。
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2019年09月15日 21:45