時間と結果は比例しない
時間をかければかけるほど、いい結果がでるかのような風潮があります。
一例を挙げると、徹夜して頑張ると、それだけで褒められます。
しかし、それは本当なのでしょうか。
普通の人なら、徹夜して仕事をすれば、だんだんと思考力が落ちてきます。
その状態で行うわけですから、質が落ちるのは当然です。
そんな事をするくらいなら、仕事の取捨選択をしたり、人を増やすなりして、その「徹夜してやり遂げた仕事」を日中で片付け、8時間働いた時点で帰れるようにしたほうが、仕事の質も、働くひとの健康もずっと良くなります。
その逆を続けた結果、日本は長時間労働ばかりが目立つ一方で、かつての技術立国が廃れてしまったのではないか、と思っています。
発想を変えて、「残業せずに短時間で終わらせる事が最優先」というのが前提になれば、もっと仕事の質も上がるのでは、と思っています。
2019年04月05日 23:45