2019年03月30日

間違いを認めない事による弊害

 自分の間違いを絶対に認めない人がいます。
 いくら事実をつきつけても、意味不明かつ論理的に破綻している「反論」で絶対に間違っていたと言いません。
 当然の事ですが、そうやって開き直れば、本人の中では本来間違っている事が、「正しい前提」になってしまいます。
 その結果、それ以降は、やることなすこと全て間違ってきてしまうわけです。
 当然、その結果生じた不具合も間違いとは認められないわけですから、「間違いスパイラル」に陥ってしまうわけです。
 最初に素直に間違いを認めていたら、こんな悲惨な事にはならないのですが…。
 そして、今の日本では、強い権力を持っている人間が、この「間違いスパイラル」に陥り、周囲の人間はおろか、官僚やマスコミまで一緒になって「間違いを絶対に認めない」をやっています。
 本当に困ったものです。もちろん、他人事にはなりえないので、何とかそれをやめさせねばなりません。

2019年03月30日 23:57