先送りの功罪
一般的に、先送りという言葉は、良くないこととして使われる事が多いようです。
確かに、その場で決めたりやったりしないと多くの人が困ることを「先送り」してしまうのはよろしくありません。
しかしながら、逆に急いでやる必要がない場合は、先送りしたほうがいい、という事例も多々あります。
特に、対処すべき問題の全体がつかめていない時は、下手に急いで動くと、よくない結果をもたらします。
そういう場合は、いったん、「先送り」にして様子を見て、もっと情報が揃った時に動いたほうがうまくいく、という事は多々あります。
このように、「先送り」がいい場合も存在するのです。
やっていはいけない「先送り」があるのも確かですが、一概に「先送りはいけない」という風潮ができるのも問題だと思っています。
2019年06月01日 22:04