八正道
仏教徒ではありませんが、たまに仏典を読むことがあります。
その中で、一番興味を持っているのは「八正道」というものです。
正しく見て、正しく考えて、正しく語って…などと、一見すると「何を当たり前のことを…」みたいな事が述べられています。
しかしながら、長年、社会で働いていると、これは確かに実践するのは難しいことだ、というのが分かります。
一番最初の「正しく見る」ですが、自分的には「都合の悪いことも含め、現実を直視する」というふうに勝手に解釈しています。
色々なしがらみがあると、明らかな現実でも、歪んで解釈して、自分に都合のよい結論を出そうとしてしまいます。
これだと当然ながら、正しく思うことも、正しく語ることもできません。
そういう意味でも、この「八正道」の冒頭が「正しく見る」なのだろうな、と素人判断しています。
他にやることが多くてなかなかそこまで手が回りませんが、いつかこういう仏典も本格的に研究したいものだと思っています。
2019年05月16日 23:50