8年目
早いもので、あの地震から8年が経ちました。
当時は都内で働いていました。会議中に地震が起き、20時くらいまで会社で待ち、千葉に帰るのが無理な事が明白だったので、1時間ほど歩いて都内の実家で泊まったものでした。
途中、六本木から麻布十番のあたりには沿道に飲み屋があったのですが、どこも満員でした。帰宅できないと開き直った人たちだったのでしょう。
その時点で、多くの街が津波で流され、福島では原発が爆発し、放射能が撒き散らされていたわけです。
もちろん、その時点では自分もそんな事になっているとは夢にも思っていませんでした。
あのとき、宴会をしていた人も、酔いがさめてニュースを見たとき、心底驚いたのだろうな、などと、思ったりしました。
8年経ちますが、故郷に戻れない人、公的援助が不足しているために苦しみながら生活している人はいまでもたくさんいます。また、福島第一原発の中がどうなっているのかは、いまでもわかっていません。
8年という時の経過の早さに驚くとともに、震災も原発事故も継続中だという現実を改めて認識させられた一日となりました。
2019年03月11日 22:50