2018年11月26日

30年ぶりの「通学路」

 以前にも書きましたが、大学時代の教科書を読み返しています
 電車で遠くに出かけるときに携えて、車内で読んでいます。
 そんななか、先日は、ちょうどこの教科書で授業を受けていたときに通っていた大学のほうに行く機会がありました。
 大学の最寄り駅から、約30年前に通学で使っていた路線に乗り、そこで当時の教科書を読みました。

 学生時代、そのように帰りの電車で教科書を読んだ記憶はありません。
 たいてい、同じ方向に帰る人と会話していました。一人の時は趣味関係の本を読んでいたものでした。
 それだけに、もしかしたら、この路線・方向に乗りながら教科書を読むのは初めてなのでは、などと思ったりしました。
 ちなみに科目は経済なのですが、今読むと、教科書で抽象的に書かれる経済活動に、これまで自分が働いてきた経験を重ねて理解することができます。
 当然ながら、学生時代にそのような理解の仕方はできなかったわけです。
 それだけに、いまこうやって教科書を読み返す意義は大いにあるな、などと思いながら、懐かしの「通学路」を楽しみました。

2018年11月26日 23:17