2018年12月03日

流行語・新語大賞

 流行語・新語大賞が発表されました。
 地上波放送を見るのは週に1時間という生活なので、TV関係のものはほとんど聞いたことがありません。一方で、ネット発である「ご飯論法」や「#MeToo」などは、発生した時期から見慣れていたので感慨がありました。
 ただ、どちらも存在して好ましいものではありません。
 「ご飯論法」は閣僚や官僚が、事実を歪めて答弁をするための「論法」です。また、「#MeToo」は女性に対する不当かつ差別的な言動に対する告発です。
 それらが流行語・新語として話題になった事により、それらの不当さが明るみに出ました。そういう点においては大きな意義があります。したがって、受賞も大変喜ばしいことです。
 ただそれと同時に、これらの言葉が流行しない世の中にしなければ、と思いました。
 やはり、閣僚や官僚が誠実な答弁を行うのが当然ですし、女性に対する不当な差別的言動もなくなるべきです。
 そのように変わることで、「今では信じられないけれど、『ご飯論法』とか『#MeToo』が流行語・新語大賞になるような異常な時期もかつてはあった」と語れるように時代にしたいものだと思いました。

2018年12月03日 22:38