2009年07月07日

初回の大量点が大きく、快勝

 福島で行なわれた東北-千葉は長谷部投手と清水直行投手が先発。今日は対左という事で、四番の大松選手と両打ちの西岡選手以外は全て右打者。一昨日、「聞き間違い」でスタメン三塁だった堀選手も、普通に二番一塁で出場。今日は今江選手もスタメンだったので、聞き間違いではなかったようです。
 初回、1死から、その堀選手が中前に安打を放ちます。そして、死球と四球で満塁となり、サブロー選手の併殺崩れの間に先制しました。さらに、再び四球で満塁となると、七番に入った竹原選手が、左翼席にライナーで飛び込む3号満塁本塁打を放ち、初回に一挙5点を挙げました。

 登板前に大量援護を貰った清水直投手は、初回は三人で抑えます。しかし、2回に1死から四球を出すと、続く山崎武選手に三塁線を抜かれて2・3塁に。ここでリンデン選手に詰まりながら左前に落とされて1点を返され、さらに内野ゴロの間にもう1点入ります。
 初回は制球が乱れていた長谷部投手ですが、だんだんと調子を取り戻します。また、千葉も3回に先頭のサブロー選手が二塁打するも、バント空振りでタッチアウトになるなど、勿体ない攻めもあり、追加点を奪えません。
 一方の清水直投手も、3回の2死1・2塁を凌ぐなど、東北打線を抑え、序盤とはうってかわって、点が入りません。次に点を取るのはどちらか、という展開で中盤を終えます。
 6回、先頭の里崎選手が安打すると、初回に満塁本塁打を放った竹原選手が犠打で1死2塁とします。しかし、ここで登板の青山投手に抑えられ、ここも追加点が入りません。
 しかし続く7回、1死から井口選手が四球を選ぶと、続く大松選手がエンドランを決めます。そして、鉄平選手の三塁返球が悪送球となり、そのままベンチに入ります。これで井口選手は生還して、意外な形で貴重な追加点が入りました。さらに、規定によって大松選手は三塁まで進み、続くサブロー選手が犠飛を打ち上げ、もう1点が入りました。
 5・6回と三人で抑えていた清水直投手ですが、その裏、リンデン選手にこの試合3安打目となる本塁打をバックスクリーンに打ち込まれ、1点を返されます。
 しかし直後の8回表、この回から登板の朝井投手に対し、先頭の竹原選手が初回と同じ所に、今度は飛球で飛び込む4号ソロを放ちます。さらにベニー選手が歩いた後、高校の同期である今江選手が左翼ポール際に7号2ランを放ち、10点目が入りました。
 清水直投手は、9回にリンデン選手に適時打を打たれたものの、点差もあってそのまま完投。124球を投げて、8安打1四球4失点でした。うち、4安打3失点はリンデン選手によるものでした。
 これで千葉は連勝し、一方の東北は7連敗。これで両チームのゲーム差は0となり、明日千葉が勝てば4位浮上となります。観客数は8千6百人でした。

2009年07月07日 23:21