2009年07月13日

謎の廃品回収業者

 夕方、呼び鈴が鳴りました。いつものように扉を開けずに「はい」と答えると、相手は黙って立っています。まっとうな人なら「宅配便」とか「集金」とすぐ名乗ります。逆に言えば、これだけで相手が我が家に何らかの不利益をもたらそうとしている事は分かります。
 もちろん、扉を開けると大変な事になるので、「なんかご用ですか」と声をかけました。すると、「廃品回収に来ました」と答えます。もちろん、廃品の引き取りを頼んだ記憶がないので、その旨を伝えたところ、「来月からでいいので・・・」と早速語るに落ちました。
 どこの世の中に、一般家庭に戸別訪問し、月決めで廃品回収の契約を集める業者がいるのでしょうか。まあおそらくは新聞でしょうが、しょうもない嘘を考えつくものです。まあ、それだけ売るために知恵を絞っているのでしょう。
 もっとも、彼らが工夫すればするほど、より強く「謎の客には扉を開けず、応対も早めに切り上げる」という防御策が徹底されます。典型的な「北風と太陽」だな、と思いました。

2009年07月13日 23:35