2009年07月04日

献花式

 今日は、ディファ有明で、三沢光晴選手の献花式がありました。本来なら行きたいところです。しかしながら、先週からの風邪が抜けきれず体調に不安がある上に、明日から七日連続で休めない予定になっています。そんな中、屋外に長時間並ぶ自信はなかったので断念し、家でG+での中継を見ることにしました。
 テレビをつけながら、ネットでも状況を見ていたのですが、一般参加の行列は凄いことに。14時から一般受付開始であるにも関わらず、13時半前には、最寄り駅から一駅離れた「市場前」駅まで列の最後尾が伸びていたとのことでした。最終的には、さらに一つ隣の新豊洲駅のさらに向こうまで伸びていたとの事です。
 最終的には約2万5千人のファンが訪れたとのことでした。

 この二駅、特に市場前駅の周辺には何もなく、普段はほとんど人が乗降しません。それを考えると、今日は両駅に取って降車人数の最高記録になったのでは、などとも思いました。
 会場内では、13時より、関係者による献花が始まり、それの中継が行なわれていました。元大善関こと富士ヶ根親方の、「また夢の中で会った時には、カラオケでアニメソング聞かせてください」という一言が印象に残りました。
 その後は、随所でノアの選手をはじめ、参列したプロレス関係者のインタビューが放映されました。
 その中で、強く印象に残ったのは、やはり小橋建太選手の談話でした。あれから三週間経ちますが、いまだに、三沢選手の死を「信じたくない」という気持ちが強い、と繰り返し語っていました。また、会場に流れる「スパルタンX」について、今からでも、この曲にあわせて、ファンの「三沢コール」が始まり、三沢選手が姿を現すような気がする、とも言っていました。
 最近ではたまにTVで試合を見るだけだった自分ですら、当日は「信じたくない。全マスコミが誤報しているのではないか」という気持ちがありました。したがって、何十年も共に過ごし、何度も極限に近い闘いをしていた、小橋選手が今でも「信じたくない」と思うのは、無理のないことでしょう。聞いている途中、気がついたら、TVの前で正座して聞いていました。
 その後も、伸び続ける行列を見ながら、改めて三沢選手が多くの人に慕われていたことを痛感しました。

2009年07月04日 23:14