2009年07月21日

重要書類を干す

 朝イチで複数の印刷物を読み込んで一枚のPDFにする仕事を頼まれました。それ用のスキャナとソフトがあるので、ボタン一つですむはずなのですが、なぜか紙が何枚かまとめて読み込まれます。
 たまたま機械の調子が悪いのかと思い、紙を捌いてやり直そうとしたら、奇妙な手応えがして、紙が捌けません。どうやら、湿気で紙がくっつき、それが原因でスキャンも失敗したようです。何度か捌いたあと、再度読み込もうとしましたが、やはりダメでした。

 紙は普通のコピー用紙ですし、仕事を頼んだ人が汗をかいていたわけでもありません。にも関わらず、ここまで紙がくっつくのですから、相当の湿度なのでしょう。
 仕方ないので、紙をバラして「干す」事にしました。とはいえ、渡された印刷物はかなり重要度が高く、そこらへんにぶら下げておくわけにはいきません。紛失でもしたら一大事になります。
 そこで、目の届く範囲に一枚ずつ並べ、万が一にも飛ばないように、数分間、神経を使いながら「干し」ました。
 短い時間でしたが、そこそこ効果があったようで、三度目の挑戦で、なんとかスキャンできました。
 読み取れた事もそうですが、これ以上、このような神経を使う資料に関わらずにすむ、と思って一安心した次第です。
 こういう仕事をしていると、コンピュータに関わる、ありとあらゆる依頼が入ります。とはいえ、まさか書類を干し、それを監視するような事までするようになるとは思いませんでした。

2009年07月21日 22:24