2009年07月14日

二試合連続の延長サヨナラで借金10に

 大阪ドームで行なわれた、合併球団-千葉は岸田投手と清水直行投手が先発。今日は、橋本将選手が2番指名打者で入り、福浦選手は七番となりました。
 2回、先頭の大松選手が二塁打を放つと、犠打でで進み、2死後に福浦選手に適時打が出て、千葉が先制します。
 続く3回、1死から西岡選手と橋本将選手の連打で追加点機を作りますが、ここは井口選手が併殺に打ち取られます。

 一方、初回・2回と三者凡退で抑えた清水直投手は、3回に先頭打者に安打されるも、そこから後続を抑え、4回も三者凡退と、ほぼ完璧な投球を見せます。
 しかし打線は、5回に1死から竹原選手が安打するも盗塁失敗し、続く今江選手が二塁打と、ちぐはぐな攻撃もあり、なかなか追加点を挙げることができません。
 1対0の状態が続く中、清水直投手は5回に2安打されますが、ここも凌ぎます。しかし6回、先頭の坂口選手に二塁打され、犠打で進まれると、2死後にカブレラ選手に適時打され、追いつかれてしまいます。
 両先発投手とも譲らす、7・8回も無得点に終わり、速いペースで9回を迎えます。
 その9回表、先頭の大松選手が安打し、続くサブロー選手が犠打と、2回に先制した時と同じ攻撃で勝ち越し機を作ります。しかしここも金子投手に抑えられます。
 その裏、清水直投手は1死から安打され、続く下山選手にあわや中前打をいう当たりを打たれますが、上手く処理して投ゴロ併殺に。結局、両先発投手とも9回を無四球1失点に抑えるという投手戦のまま、延長に入りました。
 10回表、この回から登板の香月投手は制球が悪く四球二つと犠打で1死1・2塁としたところで降板となります。続く菊地原投手に代打の田中雅選手が抑えられましたが、さらに代わった大久保投手から井口選手が適時打を放ち、ついに勝ち越しに成功します。
 ところがその裏、シコースキー投手が先頭打者に安打され、犠打で進まれた後、北川選手を追い込みながら死球で出してしまいます。そして坂口選手に詰まりながら中前に落とされて同点となると、2死後にフェルナンデス選手にサヨナラ適時打を喫し3対2で敗れました。
 これでチームは5連敗となり、借金10となってしまっています。観客数は9千人ほどでした。

 ところで、タイガースの久保投手が、ドラゴンズに初勝利し、12球団勝利を達成したそうです。4年目での達成というのはおそらく最速記録でしょう。もちろん、交流戦があるからこその記録ですので、過去の例と比較するのは意味はありません。とはいえ、素晴らしい記録です。
 一方、福岡ではオーティズ選手の先制2ランがそのまま決勝点となり2対1で首位攻防戦を制しました。ちなみにオーティズ選手はシーズン途中の入団であるにも関わらず、千葉のどの打者よりも打点・本塁打数とも上回っています。規定打席に達すれば打率もそうなる事でしょう。
 昨年まで千葉にいた選手が活躍するのは、ユニフォームが変わったとはいえ、やはり嬉しいことではあります。ただやはり、同時に、「なぜ放出したのだろうか?」という疑問がより一層強くなりました。

2009年07月14日 23:16