2009年07月12日

土壇場で追いつくも、サヨナラ負けで三連敗

 札幌で行なわれた北海道-千葉は、スウィーニー投手と小野投手が先発。今日は昨日出番がなかった福浦選手が二番一塁に戻り、また指名打者には橋本将選手が入っていました。
 初回、先頭の西岡選手が安打で出ますが、犠打失敗などもあり、先制できません。その裏、小野投手も四球を二つ出しますが、0点に抑えます。

 両先発投手とも本調子とはいえない状態ながら0対0で迎えた3回裏、先頭の金子誠選手が左翼席に8号ソロを放ち、北海道が先制します。
 しかしその裏、1死から大松選手が投手強襲安打で出塁すると、2死後に里崎選手がフェンス直撃の適時二塁打を放って同点に。さらに続く橋本将選手が右中間を抜く二塁打を放って逆転に成功します。さらにそこから連続四球で満塁と、一打出れば大量点という場面を作ります。しかし、西岡選手が倒れ、三者残塁に終わります。
 先制された直後に追いついてもらった小野投手ですが、その裏、先頭の高橋選手に詰まりながら中前に落とされます。さらに、連打で無死満塁とされます。そこから1死は取りますが、続く大野選手に左翼席へ満塁本塁打を打ち込まれ、逆転されてしまいました。
 直後の5回表、先頭の福浦選手が安打すると、井口選手が今月初の長打となる二塁打を放って無死2・3塁とします。しかし、続く大松選手が犠飛を放ったものの、その1点しか取れません。
 その裏から上野投手が登板。前回は打たれましたが、今日は北海道打線を抑え追加点を与えません。しかし、千葉打線も相手継投陣に抑えられ、点差を縮めることができません。
 そして8回、前の回の途中から登板していた荻野投手が金子誠選手にこの試合二本目となる9号ソロを喫し、ついに3点差に。この時点ではダメ押しかと思われました。
 しかし9回表、今季ここまで防御率0点台の武田久投手に対し、先頭の今江選手が安打すると、西岡選手が続き、福浦選手も詰まりながら中前に落として無死満塁となります。
 そこから、井口選手の内野ゴロの間に1点が入るも、大松選手が三振して二死1・3塁と「あと一人」になります。
 しかしそこから、サブロー選手が適時打を放って1点差とすると、続く里崎選手が詰まりながらも右前に落とします。かなり浅い当たりでしたが、代走で出ていた早川選手が快足を飛ばし、ついに追いつきました。
 その裏、前の回から登板していた川崎投手は、1死から安打されると、続く飯山選手をバント失敗で追い込みながらも、エンドランを決められ、1・3塁とサヨナラの危機を迎えます。しかし、ここで登板したシコースキー投手が抑え、試合は延長に入りました。
 10回表、先頭のランビン選手が四球を選ぶも、犠打失敗もあり、得点できません。続く11回も1死から大松選手が安打しますが、後続が連続三振に打ち取られます。一方、シコースキーも走者を出しながら11回まで抑え、ついに12回になりました。
 表は三者凡退で、勝ちのない状態となって、12回裏を迎えます。この回から伊藤投手が登板しますが、先頭の小谷野選手に安打され、犠打のあと、金子誠選手に一二塁間に打たれます。しかし、これは早坂選手が好捕して内野安打に止めます。そして2死まで行きましたが、そこで代打に出た二岡選手にサヨナラ打を喫して7対6で試合終了。9回に土壇場で追いついたものの、結局三タテとなってしまいました。観客数は3万4千7百人ほどでした。

2009年07月12日 18:51