ブランドの失墜
包み紙として使われている古新聞を見たら数日前付けの朝日新聞一面でした。
ちょっと時間があったので、久しぶりに天声人語を読みました。
築地市場について書かれたもので、閉場して豊洲に「移転」することについて無批判でダラダラと書かれていましtあ。
二年ほど前に毎日のようにTVで大きく報じられ、しかもいまだに全く解決していない、豊洲市場の汚染問題には一言も触れていません。
何のためのコラムなのだろうか、と呆れました。
天声人語といえば、かつては、日本の新聞における、知性の代表というような扱いを受けていました。
自分も高校時代、天声人語の対訳版を読みまくってで英語の勉強をしたものでした。
それが、題名だけは同じですが、こんな東京都の広報紙みたいな中身のない文章になっていた、という事に驚きました。
同時に、かつての評価は、すっかり失墜してしまったのだな、と認識しました。
2018年10月09日 23:40