2018年08月13日

やれば出来るかもしれないが、無理すれば壊れる

 高校野球が行われています。一度ならず書いていますが、TV局の「熱中症警戒サイト」において、毎日「激しい運動は控えよう」と表示されている兵庫県阪神地区の屋外球場で、「激しい運動」をさせる事そのものが異常です。
 そのただでさえ異常ななか、一試合で投手に184球投げさせるという酷使が行われました。
 春先に行われる世界最高峰を争うWBCでは、最大でも100球という球数制限があります。それを考えれば、この炎天下での184球がいかに異常な事であるかは明白です。
 ちなみにこの高校、4年ほど前に、やはりエースを酷使して話題になりました。その酷使が響いて、そのエースはプロ入りしたものの、3年間でわずか5勝という成績しか挙げられていません。
 ところで、この高校が甲子園で活躍すると、その学園歌である「やればできるは魔法の合言葉」という歌詞がよく話題になります。
 確かに「やればできる」のかもしれませんが、そのあとの事を全く考えていないのでは、と言わざるを得ません。
 ちなみにこの学校、自分の相方の母校です。その学園歌は国語教師が作詞し、相方も授業を受けたそうです。しかしながら相方は、その教師の事をけなすことはあれ、褒めたことは一度もありません。

2018年08月13日 22:26