ウナギ蒲焼の発祥地?
本日の毎日新聞夕刊トップは「ウナギ蒲焼の発祥の地は浦和?」という見出しの記事でした。
なんでも浦和のウナギ料理店などが、そのような宣伝をやっているとのことです。
これを「鮎の塩焼き」や「ブリの照焼」などに置き換えれば、いかにくだらないことかわかるのではないでしょうか。極めて特異なものでない限り、料理方法などは自然発生的に広まるものです。ある特定の地域が「発祥の地」などと証明するのは不可能な事くらいすぐにわかります。
国会では、「働き方改悪」をはじめ、様々な問題がおきています。
そんななか、こんなどうでもいいことを「夕刊の一面トップ」にしたのは、報道の劣化の象徴みたいなものだと思いました。
また、ウナギといえば、絶滅危惧種になっており、密漁などの深刻な問題もあります。
仮にもウナギを記事にするなら、そのあたりにもふれるのが「バランスの取れた報道」ではないのでしょうか。
二重三重に呆れた「一面トップ記事」でした。
2018年06月30日 23:56