2018年04月27日

複々線の悪い例

 しばらく前のニュースですが、小田急線の複々線化が完成し、大幅に便利になった、というのを知りました。
 5ヶ月ほどですが、小田急沿線に住んだ事があり、線路沿いを歩いたりもしました。
 それだけに、あの複線スペースを拡張し、長距離の複々線を完成させた事に驚いています。
 その一方で、複々線ながら、極めて効率が悪い運用がなされている、我が地元を走る総武線の事を考えてしまいました。
 快速線と各停線が完全に別運用されているため、亀戸あたりで各停を抜いた快速が、市川で特急の通過待ちで長時間停車し、その間に、先程追い抜いた各停に抜き返される、などという珍現象が日常的におきています。
 さらに、私鉄では普通にある、「快速が途中から各停になる」もありません。その結果、快速も各停も津田沼止まりが多く、そこから先の本数が激減するという現象も起きています。
 用地確保から初めてこれだけ効率的な複々線を築いた小田急を少しは見習って、総武線もこの複々線を改善してほしいものだと強く思っています。

2018年04月27日 22:43