2014年10月21日

無料ブログの宿命

 昨日、人種差別団体のトップと極右政治業者との「論争」が行われました。
 内容的には何ら価値のないものでしたが、これをTV各局が放映し、互いの宣伝に大いに役立ったようです。
 特にひどいのは、人種差別団体のトップが、その著書をカメラに向けて置いていたら、NHKなどがそれを無修正で放映した、という事でした(モザイクをかけた局もあったそうです)。
 つまり、人種差別主義者の本の宣伝に協力したわけです。「経済効果」という観点で見れば、数百万円の宣伝効果があったと言えるでしょう。
 この情報は、とある人が書いている「はてなブログ」で読みました。双方に対し、批判的な視点で記事を書いています。ところが、驚いたことに、そのブログの一番下には、その人種差別主義者の著書の広告が載っていました。クリックすれば購入ページに遷移するようになっています。
 「はてな」がブログの中の言葉を検知して、それにあった広告を自動的に掲載する、という仕様になっているからでしょう。いずれにせよ、結果的にその著者は、自分のブログに、人種差別主義者の著書の広告リンクを貼ってしまう、という結果になってしまいました。
 そのような本への広告を生成する「はてな」にも問題はあると思います。しかしながら、そのサービスを使う方も使う方、と言わざるをえないでしょう。
 月に100円払えば、広告のないブログなど簡単につくれます。にも関わらず、それをケチった結果、このようなオチになってしまったわけです。
 この人に限らず、無料ブログサービスを利用する人はもう少し「自分の記事に、自分の意に反して広告が掲載される」という事をもう少し意識すべきなのでは、と改めて思った一件でした。

2014年10月21日 22:55