2014年12月17日

お気に入り?

 先日、ある漫画家さんが亡くなられました。
 自分が20年ほど前に愛読した雑誌で連載しており、単行本を買うまでもなかったものの、その絵柄は好きだったので、その情報を知った時は、ちょっとしんみりしました。
 ところで、その情報は、ご遺族がご本人が生前開設していたツイッターのアカウントで告知されていました。
 それに対し、何千人もの人が「お気に入り」ボタンを押していました。
 おそらくは故人のファンなのでしょう。そして、情報を教えてくれたご遺族への感謝を表していたのでしょう。
 とはいえ、別に何ら悪いことをしたわけでもない人の訃報に対し「お気に入り」が何千もついている、という状況はちょっと違和感がありました。
 フェイスブックにも言えることですが、このような特殊な情報発信の際限定で、「お悔やみ」や「お見舞い」というボタンをつける、などという機能をつけるべきなのでは、と思いました。

2014年12月17日 23:46