2014年04月09日

XPサポート終了

 本日付けで、WindowsXPのサポートが終了となります。今後は、OSの脆弱性などが判明しても、それを修正するパッチは配布されなくなります。
 したがって、XP搭載のパソコンをインターネットに繋ぐ事は非常に危険になります。
 初めて購入したWindows95搭載のPCでパソコンに縁ができ、Windows98全盛の頃から、パソコンに関わる仕事をするようになりました。
 その中で、一番多く扱ったOSはWindowsXPでした。
 特に、2008年から4年間勤めていた会社では、全部合わせると200台くらいの、WindowsXP搭載のパソコンを扱いました。それに伴い、様々な設定をしたりもしました。
 今の仕事になってからは、扱うOSのほとんどはWindows7と8となっています。しかしながら、扱った総量は圧倒的にXPのほうが多量でした。そういう事もあり、今でも、設定画面の扱いは、XPのほうが手馴れています。
 なお、現実問題として、少なからぬ企業・役所・団体では、XPを使い続けているとのことです。仮に100台のPCを入れ替えるとしたら、Word・Excelなどを含めれば、どんな安く見積もっても600万円はかかるわけです。
 この不景気のなか、「サポート切れ」という理由だけで、それだけ予算をかけてまだ使えるパソコンに買い換える事ができない所も少なくないでしょう。
 それを考えれば、まだまだ「XPは終わった」とは言えません。
 とはいえ、一区切りがついた日ではあります。そういうわけで、ちょっとした感慨を持った一日となりました。

2014年04月09日 22:04