2003年9月後半のつれづれの日々(更新情報)
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2003/9/30(火) 野球見物日誌を更新しました。
 子供の頃に少年チャンピオンを読んでいたとき「どおくまん」の「熱笑!花沢高校」という漫画がありました。最初の頃は確かにギャグ漫画だったのですが、途中からは高校戦争モノとなり、全然「熱笑」ではなくなっていたような感じでした。それはともかく、当時の私はなぜか作者名を「どまおくん」と読み間違えて、「絵柄と違い、ずいぶん、親しみやすいペンネームだな」と思った記憶があります。
 先日、久々にこの作者の名前を見る機会がありました。久しぶりにその文字を見たら、ふと「一体このペンネームはどこから来たのか?」と非常に気になりました。我ながら、しょうもない事が気になるものです。
2003/9/29(月) 漫画図書館を更新しました。
野球見物日誌を更新しました。
 あるコンピュータビジネス系の雑誌に「コンセプト」の重要性として、織田信長の「天下布武」とエジプトに遠征した時のナポレオンの「4,000年の歴史が諸君らを見守っている」を例に挙げ、現在の仕事のコンセプトを決める際も彼らを見習うべきだ、と書いたコラムが載っていました。しかし、「数百年後の歴史に名を残すような軍事的天才」を、普通の会社員が見習ってもあまり意味がないのではないでしょうか。草野球の選手がイチロー選手の打撃フォームを研究してもあまり意味がないのと同じです。
 あと、さらに徳川家康の「厭離穢土欣求浄土」なる言葉を挙げ、「これで当時の庶民は安堵した」などと書いています。当時の庶民の識字率から考えても、こんな言葉が一般に広まり、それによって当時の庶民が「徳川幕府に任せておけば安心だ」などと思うわけがありません。だいたい、高校程度の日本史の知識があれば、初期の江戸幕府がいかに残忍なやりかたで農民を支配したかくらい分かるはずです。
 もちろん、同じ人間である以上、普遍的な共通点はあります。しかし、時代も社会的地位も違う人間の「コンセプト」が現代の仕事に役立つ事例と言うのはほとんどないのではないでしょうか。
2003/9/28(日) 野球見物日誌を更新しました。
 職場のメンバーとカラオケに行きました。職場の人と行くのは、6〜7年ぶりくらいかもしれません。以前行った時は、周りの好みなどを考えず、自分の好きな歌を勝手に唄っていました。しかし、久々という事もあり、周りの事が気になり、無難そうな歌ばかり選びました。おかげで、前回に嫁さんの漫画関係のメンツと行った時の曲とは一切かぶりませんでした。遊びでそこまで気をつかうのはどうかと自分でも思いますが、そのおかげで色々な歌を唄えるのだから、それはそれでいいのかもしれないとも思った次第です。
2003/9/27(土) 野球見物日誌を更新しました。
 自殺扱いにされた人の遺族の方が、「自殺ではなく他殺だ」と主張しているサイトを見ました。こういうサイトを見ると思うのですが、警察に限らず、このテの組織は、一度失敗したら、それを隠蔽し、平気で嘘をつきます。おそらくは、それが「失敗」と認識され、世間に知られると、関係者(特に偉い人)の出世に響くからでしょう。言い換えれば、うまく出世するためには隠蔽がうまくならねばならない、という事になります。普通に考えれば誰でもおかしいと思う事が、長年培われた「組織の論理」の中では当然の事になってしまっているのです。そのためには不当に殺された人が不名誉な自殺者となり、そのおかげで殺人犯がのうのうと逃げおおせるわけです。こんな事を繰り返せば、治安が悪くなるのも当たり前でしょうね。
2003/9/26(金) 野球見物日誌を更新しました。
 生命保険のTV広告で子供が両親に「○○保険にかえなよ」と説得(?)するものがありました。他の商品ならともかく、生命保険で「子供が親に購入を勧める」というシチュエーションはどうなのでしょうか。要は「お前らが死んだときに自分に入る金をもっと増やせ」と言っているわけですからね。我が家には子供がいないので分かりませんが、世の親があの広告を見てどう思ったのか、ちょっと気になりました。
2003/9/25(木) 電算室を更新しました。
野球見物日誌を更新しました。
 昨日の天気予報では、今日は朝晩ともかなりの降水確率でした。実際、起きたら今にも降りそうな天気だったので、大きめの傘を持って出ました。しかし、駅につくまではもちろん、下車したあとも、「今にも降りそうな天気」のままでした。退社後もやはり降ってはおらず、無意味に傘を持って往復した一日だな、と思って、自宅最寄の駅を出ました。すると、わずかながら雨が降っています。普通なら傘をさすまでもない雨量なのですが、本日に限っては、喜んで傘をさしました。何とか「顔が立った」といったところでしょうか。
2003/9/24(水) 野球見物日誌を更新しました。
 49歳の安倍晋三氏が自民党の幹事長になったことが、今回の総裁選にともなう人事の目玉だそうで、マスコミがもてはやしています。確かに、機械的な年功序列よりは、年齢・キャリアにこだわらずに人物を見てポストを決めるほうが正しいとは思います。とはいえ、「若い人間を登用したのだから素晴らしい人事だ」と評価するのもまたどうかとは思います。ましてや、その人物が三世政治家で15年戦争を賛美する言動を繰り返しているとなると、なおさらです。
 それにしても、私も以前から名前と血筋くらいは知っていましたが、周囲との会話でこの人の名前が挙がることなどほとんどありませんでした。にもかかわらず、新聞によると、この人は「国民的人気が高い」そうです。どのような基準で「国民的人気者」になれるのかよくわかりません。ただ、この人や都知事を見ていると、少なくともマスコミにもてはやさるためには「容姿がそこそこ整っていて、戦前賛美を声高に言う」といのが条件のようです。
2003/9/23(火・休) 絵画館を更新しました。
野球見物日誌を更新しました。
 1,300円のキーボードを買ったら、「ひたすら『5』を入力しつづける」という異常が生じました。仕方がないので、応急処置として、iMacで使っているUSBキーボードをつなげました。Windows標準の「全角/半角」キーがなく、Mac標準の「英数」キー「かな」キーをWindowsが認識しないため、キーボードで漢字とかなの切り替えができない、などという困った事もありますが、それ以外は問題なく使えました。特にリンゴマークのあるキーを押すと、Windowsキーと同じ働きをしたのには感心させられました。
 それはいいとしえ、「基本的に同じ性能なのだから、キーボードなど安いほうがいい」というあさはかな考えで「安物買いの銭失い」をしてしまったのには悔やまれます。やはり1日に何百・何千回も使うものなのですから、それなりの投資はしなければなりませんね。
2003/9/22(月)
 「大相撲ダイジェスト」が終了しました。「若貴バブル」の反動による「相撲の長期低落傾向」にあおられて視聴率が落ちたのが原因なのでしょう。さらにその視聴率を回復すべく行った演出などのテコいれが裏目に出たのがトドメになったのでは、と思っています。実際、最終回で使われていた「Professional Sumo Digest」などという、どこの国の競技を放送しているのかわからないロゴを見ていると、「こらあかんわ」と思ってしまいます。
 ちなみに、かつて「大相撲ダイジェスト」と並ぶ定番スポーツ番組だった「プロ野球ニュース」も、色々と変な演出に凝りだしてわけがわからなくなり、いつの間にか終わってしまいました。しかし、CSにおいて原点に戻った形で復活し、好評を博しています。ぜひ「大相撲ダイジェスト」もCS放送局あたりで、かつての「淡々と取り組みを放送する」という形で復活させてほしいものです。
2003/9/21(日)
 数年前、エニックス(現スクウェアエニックス)のコミック部門の編集者出身の役員が、一部の連載作家を引き抜いて独立して「マッグガーデン」という会社を作って新コミック誌を作る、という事件がありました。「電撃」「バンチ」の次を狙ったのかどうか知りませんが、発行してくれる出版社との提携に失敗したのか、結局、「エニックスの傘下におさまる」という何のために独立したのかわからないようなオチになってしまいました。一見、何事もなく元のさやに収まったように見えます。
 ところが、ある「元エニックス・現マッグガーデン」でアニメ放映中の作品を漫画喫茶で読もうとしたところ、エニックス発行の分はどこにでもあるのに、マッグガーデン発行の分はどこにもありません。確かに、普通の購入担当者には「マッグガーデン」などと言ってもピンとこないでしょう。私だって、その漫画に関心を持つまで、独立事件は知っていても会社名までは知りませんでした。
 編集者が野望を持つのは結構ですが、事を興すときは読む人の事も考えてほしいものです。まあ、買わずに漫画喫茶ですまそうという身であまり偉そうな事を言うのも気が引けるのですが。
2003/9/20(土) 野球見物日誌を更新しました。
 昨日行ったマリンスタジアムで、レフトスタンドのブルーウェーブ応援団が何やら大きな横断幕をかかげていました。翌日の新聞によると、「(総合規制改革会議議長の宮内オーナー、日本経済より先にチームを改革して、強いチームを返してください」という内容だったそうです。確かに、つい数年前まで「Bクラス」ですら珍しかった球団が、圧倒的な成績で二年連続で最下位になっているのですから、ファンの気持ちは無理もありません。
 もちろん、この横断幕には「球団をあそこまでガタガタにしておいた人に、日本経済の改革などできるのか?」という皮肉もこめられているのでしょう。ただ、ある意味、この球団の弱体化は、オーナーの経営戦略の効果とも言えるような気がします。球団はグループの「広告塔」であり、可能な限り少ない投資で宣伝効果を挙げるのが、経営としては正しいわけです。実際、同時に球団を買収したダイエーは、大金を投じて球団強化には成功したものの、本体の経営はガタガタになってしまいました。そういう意味では宮内氏は「優秀な経営者」と言えるのでしょう。
 ただ、問題は、その感覚で「規制改革」を推進されるとどうなるか、という事です。その結果、資本力のある企業グループは大幅な収益増を達成するのかもしれません。ただ、その一方で「ブルーウェーブ」のように犠牲になる人が数多く生じてしまいます。そして、今の路線だと、全国民の数%(もちろん宮内氏も含まれる)が豊かになれるのに対し、その何十倍もの人が「ブルーウェーブ」になってしまうように思えてなりません。
2003/9/19(金) 野球見物日誌を更新しました。
 午後にメッセのイベントに行き、その後マリンスタジアムのナイターを見に行きました。この両施設は道をへだてて隣接しています。しかし、メッセのマリンスタジアム側の「出口」は関係者専用なので使えません。そこで数百メートル歩いて東出口から出て、通り沿いにマリンスタジアムまで行きました。さらにマリンスタジアムで道を間違え、大まわりして入場口まで行きました。あわせて3kmくらい歩いたでしょうか。そこで振り返ったら、先ほど見たメッセの「関係者専用出口」のあたりが見えました。えらい虚しい思いをしましたが、まあ、いっぱい歩いて運動になったからよし、と考える事にしました。
2003/9/18(木) 雑談コーナーを更新しました。
 ついに「道頓堀ダイブ」で死者がでました。先週、危惧していたように、どのメディアも「5年前にはドブ川に飛び込んで死んだ人もいた」などという事実を知らせることなく、飛び込みを煽る報道をしていました。この「犠牲者」もマスコミが煽らなかったら、あのような愚行はしなかったのではないでしょうか。
 この一連の「騒動」を見聞きしているうちに「ハーメルンの笛吹き男」の事を思い出しました。新聞社・TV局の奏でる「笛」に踊らされて、何千人もの人が死の危険性のある汚水に喜んで飛び込む「ネズミ」になっているわけです。もっと気合を入れて「笛」を吹いたら、もっと沢山の「ネズミ」が容易に踊るのでしょう。そのときどのような「宴」が繰り広げられるかと想像したら、寒気をおぼえました。
2003/9/17(水) 野球見物日誌を更新しました。
 酒席で最近ネットを始めた知り合いに、メルアドを教わりました。ドメインが「****@kkk.com」というので、kcomの聞き間違いかと思って確認しましたが、本人はそれでいいといいます。そこで早速メールをしてみたのですが、案の定、戻ってきました。そこでブラウザにそのそのドメイン名を打ち込んでみたら、その名が世界中に轟いている人種差別集団と思しきサイトが出てきました。
 そこで次に会った時に確認したら、やはりそのアドレスだと言い張ります。一体彼が自分のドメインをどのように間違えて覚えてしまったのか、興味深いところです。それにしても「その団体」のサイトが出てきた時は、「あいつ、平凡そうに見えたが、まさかこの団体に所属しているのか?」と、一瞬だけですが恐怖心みたいなものを感じてしまいました。
2003/9/16(火) 野球見物日誌を更新しました。
 予想通り、新聞は「道頓堀に飛び込む阪神ファン」を大きく扱っていました。中では、タイガースの試合中に飛び込んだ輩もいたそうです。この連中にとっては明らかに「自分が道頓堀に飛び込む>>>>タイガース」なのは明確なわけですが、それでもマスコミでは「熱烈な阪神ファン」と扱われるわけです。しかし、18年ぶりの優勝の日の新聞に、こんな見ないでも書けるような無意味な記事で紙面を無駄にしないでほしいものです。これだけの紙面があれば、各時代(特に連続最下位時代の)OBからコメントを取るなど、いくらでも「タイガースファン向けの企画」はできたのでしょうが。
 まあ、マスコミの意図が「軽薄で無思慮な阪神ファン」というマイナスイメージを流布するためだとしたら、今回の「企画」は大成功と言えるかもしれません。




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