2018年05月14日

国民的有名指名手配犯

 電車に乗ろうとしたら、指名手配のポスターが貼られていました。その中の一人は、顔も名前もよく知っている輩でした。暴力集団に所属して爆弾事件を起こしたとのことです。
 何しろ、指名手配されたのは1975年です。それから43年間、指名手配され続けているわけです。自分にとっては、小学生のときから知っている顔と名前になります。
 調べてみたら、1954年生まれとのことでした。つまり、掲げられている写真は21歳頃のものです。しかしながら、現在、その指名手配犯は64歳なわけです。

 個人的な経験ですが、10年ほど前、学生時代にバイトしていた時の先輩数人と、四半世紀ぶりに再会した事がありました。しかしながら、お互い、顔を見ただけでは誰だかわかりませんでした。当然の事です。
 それを考えれば、仮に本人と出会っても、43年前の写真を見て、「あ、あの指名手配犯だ」と判別することは不可能に決まっています。
 そう考えると、あの指名手配に何か意味があるのだろうか、と思いました。原資は税金なのですから、もう少しきちんと使ってほしいものです。

2018年05月14日 21:49