2018年03月09日

仮想通貨の旬

 いろいろと話題の仮想通貨ですが、思っていたより歴史があることを知りました。
 そして確かに、ある時期に大幅に値上がりし、その前に持っていた人々が濡れ手に粟の大儲けをしていた事も分かりました。
 その時の「大儲け」を餌に、広告・書籍・スパムなどが大々的に仮想通貨を宣伝しています。
 しかし、大儲けしたのは、そのような宣伝がない時代に持っていた人たちでした。言い換えれば、もうそのような大儲けは二度とないから、今度は、大々的に宣伝をしていて、仮想通貨を持たせようとしているわけです。
 25年ほど前に描かれた「ナニワ金融道」に「赤の他人にわざわざ儲け話を電話するマヌケがいるわけないんやけどなー」という台詞がありました。時代は変わり、電話以外にも多様な宣伝手段が生じましたが、本質は同じだな、と思いました。

2018年03月09日 16:57