2005年06月07日

投手戦を制して読売戦勝ち越し

[ 野球 ]

 マリンスタジアムのマリーンズ対読売に行きました。タイガース戦同様、内野席は「特別料金」で普段の倍くらいするので、今日は一番安い外野席に行きました。それでも、FC割引が適用されないため、通常のFC料金の内野席より高いのですが・・・。ちなみに、内野席を見渡したところ、普段の「1階内野自由席」をFC料金の倍額で売っている「内野指定A」はほぼ満席だったものの、やはり倍額近い2階の「内野指定B」にはかなり空席が目立ちました。発表された観客数は2万4千人ほどとなっていましたが、「そんなに入っていた?」という感じです。
 試合のほうは小林宏之投手と上原投手が先発。初回、小林宏投手は二塁打から四球二つで2死満塁としますが、清原選手を抑えて切り抜けます。その裏、先頭の小坂選手が2-3からセンターに弾き返します。これをローズ選手が取れずに、さらに返球もそれ、小坂選手は一気に本塁まで戻り、いきなり先制しました。記録は中前打と失策という事でした。
 小林宏投手は2回も二塁打を打たれるなど、走者は出しますが、4回まで無失点に抑えます。その裏、1死から橋本選手が安打し、今江選手も二塁打で続き1死2・3塁に。ここで、久々スタメンとなった代田選手が初球スクイズを見事に決め、貴重な2点目を挙げました。直後の5回表にローズ選手の適時打で1点返されただけに、この追加点は大きかったでしょう。

 その後、上原投手に抑えられますが、小林宏投手も結局7回を6安打2四球ながら1失点。8回は薮田投手が三人で抑え、9回表に小林雅英投手が登板します。前の読売戦で本塁打を打たれているだけにちょっと不安もあったのですが、阿部選手に二塁打を打たれたものの、後は抑え、2対1で勝ちきりました。読売は2塁打4本を含む7安打でしたが、5回以外はつながりがありませんでした。上原投手は完投負けです。
 個人的には、昨年一年間契約できなかった代田選手が「決勝点」を挙げたのが非常に印象に残る試合でした。小林宏投手は8勝目で、リーグ首位に並んでいます。また、マリーンズの「3位マジック」は残り76試合で61となっています。

 神戸の合併球団対タイガースは萩原投手と前川投手が先発。萩原投手は中一日で「連続先発」です。そしてまた3回1失点で降板しました。そして同点で迎えた5回にシーツ選手の犠飛で勝ち越したタイガースが6回にも2点を追加し、4対2で勝ちました。合併球団は4人の投手を出しましたが、全員、一昨日からの連投でした。観客数は3万3百人ほどでした。
 倉敷のカープ対ホークスは黒田投手と杉内投手という、半月前と同じ顔あわせ。1点を先制されたカープが5回に久々スタメンの福井選手のソロで追いつき、失策がらみで勝ち越した後、これまた久々のスタメンとなった緒方選手に2ランが出てこの回4点。6回にも前田選手のソロで1点追加し、ここまで防御率1.31だった杉内投手から5点を奪いました。黒田投手は先週に続く完投で、2位に2勝差をつけるリーグ首位の8勝目を挙げています。杉内投手は2敗目ですが、この2敗はいずれもカープ戦です。カープは連敗を5で止めました。観客数は1万2千7百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対ドラゴンズはホッジス投手と鈴木投手が先発。今年ドラフト4位の鈴木投手はプロ初先発です。3回に2安打で3点を先制したドラゴンズが終盤にも追加点を挙げ、9対1で勝ちました。鈴木投手はプロ初勝利です。観客数は1万1千9百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ファイターズは門倉投手と鎌倉投手が先発。初回にベイスターズが先制し、7回に追加点。一方の門倉投手は4回以降無安打で3塁を踏ませず、3安打2四球で完封勝ちしました。ファイターズは2分を挟んで7連敗です。観客数は1万3千人ほどでした。
 所沢のライオンズ対スワローズは松坂投手とガトームソン投手が先発。8連続完投中だった松坂投手ですが、今日は6回10安打5失点でKOされてしまいました。試合は7対3でスワローズの勝ち。ガトームソン投手は2勝目です。観客数は1万2千8百人ほどでした。

2005年06月07日 23:38