2005年06月24日

今岡選手、サヨナラ犠飛

[ 野球 ]

 今日は3試合のみ。甲子園のタイガース対読売は上原投手と下柳投手が先発。初回に上原投手の立ち上がりを捕らえたタイガースが無死満塁から金本選手の適時二塁打と檜山選手の犠飛で3点を先制します。しかし、以下は上原投手に抑えられます。一方、下柳投手は4回に5安打を集中されて3点取られて追いつかれますが、失点はそれだけでした。
 その後、タイガースは7回から藤川投手・ウイリアムス投手・久保田投手という「いつもの継投」で読売打線を抑えます。一方、打線は立ち直った上原投手に2回から8回まで2安打に抑えられ、3対3のまま延長に入りました。
 9回裏、タイガースは無死から金本選手が歩きますが、続く今岡選手がバントを失敗して併殺となり好機を潰します。一方、読売も10回表にこの回から登板の久保田投手から1死1・2塁としますが、久保田投手が小久保選手・高橋由選手を抑え、凌ぎます。
 そして11回裏、先頭の赤星選手が安打で出塁し、鳥谷選手が犠打で確実に進めます。続くシーツ選手の右前打は浅くてサヨナラにならなかったものの、金本選手敬遠の後、7打席連続凡退中で前の打席では犠打を失敗した今岡選手がセンターに高々と犠飛を打ち上げ、3対2でタイガースがサヨナラ勝ちをおさめました。観客数は4万8千5百人ほどでした。

 広島のカープ対ドラゴンズは小山田投手とマルティネス投手が先発。初回にカープが、昨日サイン見落としで即座に交替させられた松本奉選手の雪辱となるソロで先制します。しかし、2回に井上選手の3ランでドラゴンズが逆転し、中盤にも追加点を挙げ、一方的な試合に。7回にカープもソロ2発で4点差と迫りますが、9回に佐々岡投手が本塁打2発で4失点とダメを押され、12対4でドラゴンズが圧勝しました。敗戦処理で佐々岡投手が出てきて、しかも打ち込まれる、というのは寂しいものです。観客数は9千人ほどでした。
 福岡ドームのホークス対ファイターズは和田投手と入来投手が先発。初回に先制したファイターズが2回に田中幸選手の「2打席連続」となるソロでリードを広げます。しかし、5回にホークスが追いつき、6回には失策で出た走者を置いて、不振だった松中選手が20打席ぶりの安打となる勝ち越し第24号2ランを放ちます。さらに満塁として宮地選手の詰まった当たりが適時打となり、3点を勝ち越します。
 その後、ファイターズも小笠原選手のソロなどで1点差まで迫りましたが、最後は馬原投手に抑えられ、結局5対4でホークスが勝ちました。これでホークスは6連勝。一方のファイターズの連勝は6で止まっています。観客数は3万1千6百人ほどでした。

2005年06月24日 23:28