2005年06月08日

進化と無変化と退化

[ 交通 ]

 山手線の車両が全部新車である「E231系」に置き換わったそうです。私の物心ついた時は「103系」で、20年くらい前から「205系」に置き換わっていますから、最近30年くらいで2回入れ替わっているわけです。同じ大幹線でも、中央線快速は25年ほど前に「201系」になってから、ずっと入れ替わりがないだけに、不思議な感じがします。
 もっとも、京葉線に比べれば中央線快速もまだマシ。15年ほど前に全通した頃は、「205系」が基本だったのですが、その後、「201系」が入ってきて、その後さらに「103系」と、だんだんと古い型の車両が入っています。要は山手線で二世代前に消えた車両が新たに投入されているわけです。しかも気のせいか、最近になって「103系」の比率が増えたような・・・。
 競争相手となる私鉄路線がないためなのでしょうか。それとも沿線開発が思ったほど進まず、乗客が期待通り伸びないために予算が削減されているのでしょうか。いずれにせよ、何とかしてほしいものです。まあ、「103系」もたまに乗る分には懐かしさもあって嫌ではないのですが・・・。

2005年06月08日 23:50