2005年06月17日

交流戦最終戦で単独優勝が決定

[ 野球 ]

 神宮のスワローズ対マリーンズは川島投手と清水直投手が先発。今季神宮に行くのは3度目ですが、いずれも先発は川島投手でした。一方、マリーンズ戦は11試合見ていますが、清水直投手の登板を見るのは開幕以来で今日が2試合目。めぐり合わせというのは面白いものです。
 その清水直投手ですが、立ち上がりから制球が乱れます。初回に死球を出し、2回には2四球もあって満塁にし、交流戦打率3割9分の青木選手に先制打を打たれました。しかし、直後の3回表、2死1塁から福浦選手が、バックスクリーン近くに飛び込む3号2ランを放ち、逆転します。
 清水直投手は3回以降は立ち直り、安打はされましたが後続は立ち、四死球もゼロ。スワローズ打線を抑え込みます。一方、マリーンズは5回に今江選手が右翼線ギリギリに落ちる幸運な二塁打を放ち、清水直投手が送った後、小坂選手が適時打で追加点を挙げます。
 8回以降、スワローズは細かい継投をしてきます。しかし9回、1死1塁から李選手が交流戦12本目となる16号2ランを右翼席に打ち込み、貴重なダメ押し点を挙げました。
 マリーンズは8回に二番手の薮田投手がクリーンアップを完璧に抑え、9回は4点差で小林雅英投手が登板。しかし、先頭の古田選手に安打されるなどで1死満塁とし、交流戦好調で今日も2安打の青木選手をむかえます。一発出れば同点のところですが、1-3から三振に。さらに宮本選手も抑え、終わってみれば無失点で締めくくりました。

 これでマリーンズは交流戦単独首位が決定。火曜の勝利で賞金2千5百万円まで確定していましたが、この勝利で計5千万円が決まりました。終了後、清水直投手がスポンサーによる「50,000,000」と書かれた札を、福浦選手が「26」のユニフォームを左翼席に掲げてくれまいした。清水直投手はかなり嬉しそうでした。しかしながら観客数は1万4千8百人ほど。2千5百万円のかかった試合にしては寂しい入りでした。ただし、左翼席だけは満員で立ち見客も出るほどでした。また、この日は応援団がほとんどおらず、トランペットもほとんど鳴りませんでしたが、自然発生的なアカペラ(?)で応援歌を皆でうたっていました。なお、「3位マジック」は残り68試合で51となっています。

 横浜のベイスターズ対イーグルスは秦投手と紀藤投手が先発。3回に礒部選手の2ランでイーグルスが一旦は逆転しますが、直後に佐伯選手の3ランが出てベイスターズが再逆転。その後、9回にクルーン投手が併殺の間に1点取られましたが、4対3でベイスターズが逃げ切りました。秦投手は今季初登板初先発で3年ぶりの勝利を挙げています。観客数は5千9百人ほどでした。

2005年06月17日 23:46