「現実」を作る人
理不尽な現状を何とかしようとする人に対し、「でもそれが『現実』だから…」と冷笑する人が多々います。
その人にとっては、「現実」というのは、人間がどうこう抗ってもどうしようもない、絶対的なもの、という認識なのでしょう。
しかし、本当にそうなのでしょうか。
実際に理不尽な「現実」を作り出したのは人間です。
政治権力や財力などを使って、「現実」を産み出したわけです。
逆に言えば、同じように人間が動けば「現実」を変えることも可能です。
実際、歴史を見れば、そのような「民衆の力で現実を変えた」という事例はいくらでもあります。
というわけで、どんな事があっても、「これが現実だから」と諦めたり冷笑したりするような立場にだけは立つまい、と強く思っています。
2017年08月17日 22:04