2017年04月11日

津田沼で線路が塞がる

 朝、急用ができて、出勤前に津田沼に行きました。
 用事をすませ、そこから総武線で職場の最寄り駅である新検見川に向かおうとしました。
 ホームに着いたのは10時25分でしたが、行き先案内には「千葉行・10時22分」と表示されていました。
 なんでも、朝の混雑で電車が遅れていたそうです。
 そして、千葉行きが来る4番線で10分弱待ったら電車が来ました。しかし、これは車庫に入る津田沼止まりで、その後に千葉行きがもう着いてホームが空くのを待っている、とのことでした。
 つまり、その回送電車がどかないことには、千葉行きはホームに入れません。しかし、その邪魔をしている回送電車は、いっこうに動く気配がありません。
 津田沼駅は独特の構造になっており、東船橋方面に車庫がある一方で、幕張本郷方向にも留置線があります。したがって、どちらの方向に進んでもホームが空くはずです。
 普通、4番線に来た電車は幕張本郷方面にある留置線に行きます。しかし、ダイヤの乱れでその留置線が塞がっていたようです。
 なぜ、そこが空かないのかはわかりません。そのまま、5分くらい動かなかったと、結局、その回送電車は東船橋方向に進みはじめました。
 というわけで、結果的には約20分遅れで千葉行きに乗る羽目になりました。
 素人考えですが、留置線が塞がっているならば、回送電車を幕張まで進め、そこにある折り返しホームに置いておけばよかったのでは、などとも思いました。
 率直に言って、手際の悪さと、担当者の熟練度の低さを感じざるを得ませんでした。
 そして、30年前まで存在した国鉄は、「時計と同じくらいダイヤが正確」と言われていたな、と思い出し、その当時の正確さを失ってしまったJRに寂しさをおぼえました。

  2017年04月11日 22:55