「オフピーク」にも程がある
東急田園都市線が4月に行うダイヤ改正を発表しました。
一番の目玉は、「オフピーク通勤の推進」との事です。
過剰な沿線不動産開発による人口増による、過酷な通勤ラッシュに困っている田園都市線ですから、「オフピーク通勤」を推進する気持ちはよくわかります。
とはいえ、そこで提示されたダイヤを見た時は驚きました。なんと、長津田駅を、早朝5時5分初と、5時36分発の急行を新設する、というものだったのです。
確かに既に、長津田駅を出る一番の急行は5時48分で、6時台は、6分~8分の間隔で急行が走っています。すでに「早朝出勤」が定着しているのでしょう。
とはいえ、その「ピーク」を避けるために、より早い時刻に出る急行を増発する、というのには驚かされました。
そんな早起きをしてまで「オフピーク通勤」をしなければならないほど、早い時間から混雑が状態化しているわけです。
それを使うために4時起きする羽目になる沿線の人たちには心底同情させられまいた。
2017年03月30日 23:04