2017年02月19日

三大紙を読み比べ

 昨日の事ですが、朝日・毎日・讀賣の朝刊を読み比べする機会が生じました。
 違う会社が作っている新聞のはずなのですが、なぜかやけに紙面構成が似ていました。
 韓国の大統領疑惑問題をえらく大きく取り扱っているのですが、三紙とも、同じ面に同じ大きさで「特集」していました。北朝鮮の暗殺事件も同様です。
 一方で、首相夫人が関わっている「学校」に国有地をタダに近い価格で払い下げたという記事は、三紙ともほぼおなじ面積の「ベタ記事」として掲載されていました。
 日本の新聞なのですから、韓国の汚職や北朝鮮の暗殺より、日本の国有地に関する問題のほうを大きく取り上げるのが普通のはずですが、なぜかそうはなりません。
 しかも、「三大紙」が横並びで、同じような紙面構成・扱いをしているのです。
 毎度ながら、少なからぬ商業マスコミは、70数年前に「先祖返り」しているな、と思わざるをえませんでした。

2017年02月19日 22:24