2015年01月17日

愛媛FC、粉飾決算が判明

 愛媛FCが、2012年・2013年の決算で、本当は赤字だったにも関わらず、不適切な処理をし、黒字決算にしていた、と発表しました。
 Jリーグの規定では、3期連続赤字だとクラブライセンスが発行されなくなります。すなわち、チームが終わってしまいます。
 それを防ぐために、そのような事をしたのでしょうか。

 公式発表では、昨年10月に退職した経理担当者が行った、となっていました。
 これは率直に言って、印象を下げる発表だと思いました。
 その経理担当者には上司となる役員がおり、さらにその上に社長がいるわけです。それらの経営陣が経理担当者を管理できていなかったから、こうなったのです。
 経理担当者の不正より、それを見逃したほうが責任重大なのではないでしょうか。
 というわけで、この談話を見た時は、かなり興ざめしました。

 とはいえ、もちろん選手や監督・コーチ及びその他スタッフには罪がありません。
 経営の責任者にしかるべき制裁が加えられるのは避けたいところです。
 しかしながら、フィールドで頑張っている人たちや、スタンドやTV・ネットで応援し続けているファンには、害が及ばないような「処分」が下る結果になることを願ってやみません。

2015年01月17日 23:33