2016年10月11日

NTT東日本のPCデポ化

 業務でNTT光回線の手配をしました。
 これまで、光回線の敷設を手配したのは、自宅をはじめ、前職・前々職と、家庭用・業務用を含め、何度もありました。
 しかしながら、手配する際の電話窓口の対応は、これまで経験した事のないものでした。
 一度ならず、トラブルの不安を脅しとしか言いようのない会話で煽り、有料のサポートサービスへの加入を勧めるのです。その間、何度も「通常の問い合わせ対応窓口はつながりにくいですが、これを契約すれば、専用ダイヤルですぐにつながります」と言っていました。
 要は、これまでやっていた、無料のユーザーサポートの人員を削減して、有料サービスにまわしたわけです。実質的なボッタクリなのでは、と思いました。
 ちなみに、その有料サービスでは、回線関係のみならず、WordやExcelのトラブルにも対応する、などと言っていました。
 しかしながら、そのサポートの範囲は言っていません。せっかくだから、「ならば、Excelで作ったマクロにエラーが出たら、ここまで出向いて、コードの修正をしてくれるのですか?」と尋ねてみようと思ったりもしましたが、先方も、マニュアルに従って意味もわからず話している事は明白なので、やめておきました。
 数ヶ月前に、我が地元のPCデポ幕張インター店で、高額かつ悪質な「サポート契約」がネットで大いに話題になりました。
 その時は、異常な企業がある、という感じで伝わっていましたが、どうやらこれは、固定企業の話ではなく、企業全体を蝕んでいる風潮なのでは、と気づきました。
 改めて、嫌な世の中になったものだ、と残念な気分になりました。

2016年10月11日 23:05