2015年11月07日

かつての我が家

 1993年から1997年にかけ、中野区上高田に、弟と二人で住んでいました。
 今の所に引っ越してからは、10数年前に一度だけ行ったような記憶があります。
 それ以来の来訪となりました。
 最寄り駅は中央線の東中野と東西線の落合です。
 東中野駅で降りたのですが、その駅前の大変貌ぶりにまず驚きました。駅前広場が整備され、バスターミナルができていました。改札の出口も変わっていました。

 そこから、狭い商店街を抜けて、かつての我が家に向かいます。
 商店街の中にある店は、半分くらいが入れ替わっていました。ただ、当時買い物をした店も残っていました。
 商店街を抜け、早稲田通りを渡ると住宅街になります。しばらく行くと、信号があり、そこには何軒か店がありました。
 自分たちは一度も行かなかった寿司屋は健在でしたが、何度か利用した地中海料理屋および、頻繁に利用したコンビニはいずれもなくなっていました。
 そして、懐かしのアパートに着きました。こちらは、当時とほとんど変わっておらず、18年前に戻ってきたかのような気分になりました。

 帰りは、落合に出て、東西線に乗りました。その道すがら、店の入れ替わりがありました。よく利用したスーパーは、ドラッグストアになっていました。
 変わらないアパートや、変わった店などを見ながら、当時の事を思い出しました。本当は、その変化について、一緒に暮らしていた弟に語りたかったのですが…。
 それができない事を残念に思いつつ、もうこの場所に来ることはないだろうな、と思って東西線に乗りました。

2015年11月07日 18:43