2014年07月13日

やっと馴染みに

 2年ほど前に、今の所で仕事をするにあたって、行きつけの床屋をその街にある店に変えました。
 腕も悪くない上に、同じ価格帯の他店に比べるとサービスがいい、というのが理由です。
 それから毎月ほぼ欠かさず通っていました。しかしながら、なかなか覚えてもらえず、毎度毎度、どのように切るのか説明していました。
 しかし先月行ったら、座った途端に、理容師さんから、「短くてスポーツ刈りにならない程度ですね」と、自分がいつも頼んでいる髪型を言ってきました。
 そして、今日行ったら、「いつものですね」になっていました。そのまま「はい」と言って切ってもらい、途中で眼鏡をかけて鏡を見せてもらったら、「いつもの髪型」になっていました。
 二年間通い続けて、やっと「馴染みの客」になれたようです。嬉しいと思うと同時に、馴染まれるまでの時間、というものを考えさせられました。
 同時に、二年間この仕事をしているわけですが、まだまだ自分がこの地に馴染まれてはいないのだろうな、などとも思いました。
 そして、床屋の次は、この地域全体の「馴染み」にならねば、とも強く思いました。

2014年07月13日 23:53