2014年07月12日

サッカー全日本選手権2回戦

 サッカーの全日本選手権が先週より開始され、2回戦の一部が行われました。
 全日本選手権は、準々決勝や準決勝あたりより、むしろ2回戦や3回戦あたりのほうが盛り上がるのでは、と思っています。
 なぜならば、このあたりで、「ジャイアント・キリング」と呼ばれる番狂わせが例年生じるからです。
 今日も、J1で現在3位の神戸が関西学院大学に、同じく4位の鹿島がJFLのソニー仙台に、11位のベガルタ仙台が関西1部リーグの奈良クラブに負けました。

 今年から、Jリーグは、J1・J2・J3という構成になっています。その下にあるのがソニー仙台が所属しているJFLで、さらにその下にあるのが、奈良クラブが所属している地域リーグ1部です。
 要は鹿島は3クラス、ベガルタ仙台は4クラス下のチームに負けたわけです。
 とはいえ、これは大珍事というわけではありません。毎年この時期には、必ずこのような「ジャイアント・キリング」が発生します。
 にも関わらず、毎年のように、このような結果を見ると、勝ったチームの所属リーグを調べ、どれくらい差があったのかを調べてしまいます。まあ、夏の風物詩と言った感じです。
 一方で、格の差通りの結果だった試合もありました。
 清水は大学チームに5対0で、FC東京はJ3のチームに8-0で、名古屋に至っては地域リーグ1部のチームに12-0という、サッカーとは思えない点差で勝っていました。
 このような、普段はありえないような結果が生じるのも、この全日本選手権2回戦ならではです。
 というわけで、試合を見たわけではなかったのですが、色々と楽しめました。
 勝ち上がったアマチュアチームは、ぜひとも3回戦でも目立ってもらいたいものです。
 なお、自分的にとってはもちろん、明日初戦を迎える愛媛FCの結果が、一番大切です。

2014年07月12日 23:09