2011年03月21日

中断と再開と延期

 Jリーグの再開が4月29日になる、という発表がありました(※22日追記・正式な再開日は4月23日になったとのことです)。現時点で鹿島・仙台・水戸などが地域ごと重大な被害を受けており、一部のチームは活動停止状態にあります。その状況がいつ解決されるかは現時点では何とも言えないでしょう。
 とはいえ、とりあえず再開日を設定し、それを元に復旧のスケジュールを立てる、というのは適切だと思います。ほぼ2ヶ月公式戦ができないのは、選手にもチームにとっても痛手たとは思いますが、ぜひとも何とか4月末には多くの観衆を集めて試合が出来る事を願っています。
 再開の次節に、蘇我で千葉-愛媛戦が予定されています。私もこれには何としてでも行こうと思っています。

 一方、プロ野球ではセ・リーグの開幕日が問題になっています。東北に本拠地を持つチームがあるなど、被害の大きいパ・リーグはいち早く半月の開幕延期を決めました。それに対し、セ・リーグは当初、予定通り開幕すると発表していました。
 当然ながら、選手・ファンはもちろん、所轄の文部科学省にまで批判され、急遽、「開幕の四日延期と、省エネ開催」を発表しました。
 一見、配慮したように見えますが、もともと、「予定通り開幕・関東でナイターを行う」事自体が異常過ぎる事です。これだと、あらかじめ「29日・節電」を決めておいて、それを通すべく、わざと「予定通り開幕」を最初に発表したと勘ぐりたくもなってしまいます。
 そして、一連の動きを進めているのは、またしても読売新聞の会長氏との事です。相変わらず、自分の意見が全て正しく、反対するのは「俗説」だなどと言っていました。
 数年前の一リーグ化騒動の際、いかに自分の言っている事が誤っており、かつファンにも選手にも嫌われれているかが証明されたはずですが、本人にはその自覚がないようです。
 この輩が権力を持ち続けている以上、今後もこのように野球界(特にセ・リーグ)が評判を落とす事は少なからず発生するだろうな、と改めて思いました。

2011年03月21日 23:25