2016年12月09日

信頼性を失うだけの営業

 携帯に営業電話がかかってきました。悪質商法の典型である、「NTTのように思わせて自社商品を売り込む代理店」からです。
 売り込んできたのは、So-netがやっている「ニューロ」という回線でした。プロバイダ料込でも従来のフレッツ光より大幅に安く、さらにセキュリティまでついている、というものです。
 このサービスを最初に知った時は、かなり興味を持ちました。しかしながら、営業をかけられた人の話などを聞き、相当胡散臭いものではないか、と思うようになりました。
 そういう事もあり、数か月前に回線を変更したときも、「ニューロ」は一瞬たりとも選択肢に入りませんでした。
 今回の電話も、その疑いを確信させられるものでした。NTTであるかに見せかけた事はすぐに看破しました。そして、「どこから自分の情報を得たのですか?」と尋ねたら、一方的に電話を切られてしまいました。
 本当にいいサービスなら、このようなインチキ業者を代理店にしなくても、十二分に利用者は集まるでしょう。言い換えれば、胡散臭いサービスだからこそ、破格の値段で、インチキ業者に売らせているわけです。
 So-netの親会社のソニーは、仙台の工場などで、「ブラック」な事をやっており、それが問題になっています。
 かつて、「技術のソニー」と呼ばれた会社ですが、すっかり「働く人をこきつかう技術、ならびに客を騙す技術だけに長けたソニー」に落ちぶれてしまったのだな、と強く思いました。

2016年12月09日 23:23