2016年10月23日

一年前と同じ空

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 今日の午前中は、昨年の今日と同じ、晴れ渡った空でした。
 あの日は、この日が、自分にとって人生で最も辛く悲しい日になるとは夢にも思わず、普通に暮らしていました。今後の事も、色々と考えていました。当然ながら、その予想していた未来には、当然ながら弟がいたわけですが…。
 この一年間、節目ごとに、「一年前の今日は弟と最後に◯◯した日だったな」と思ったものでした。
 それを続け、ついに今日、「一年前に弟と別れた日」を迎えたわけです。
 現実は十分理解しています。しかしながら、未だに何か別の世界の事では、と思ったりもします。今日も、昨年や一昨年に、弟と飲んだり話したり一緒に仕事をしたりした事を、昨日の事のように思い出したりしていました。
 そのような事を考えて過ごした、弟の一周忌になりました。

2016年10月23日 21:59