2011年04月10日

花見川で花見

 千葉市花見川区に住んで13年半になります。しかしながら、町内で桜の花を見ることがあっても、「花見」をすることはありませんでした。
 ところが、今日は、近所に住む弟と選挙に行った後に花見をする事になりました(※相方は地震の事もあり、松山に長期滞在中のため不在)。投票所は幕張駅方面にあります。そこで、最初はそのまま幕張駅に出て、そこから千葉公園にでも行こうか、と思っていました。

 ところが、歩いているうちに、幕張駅の向こうを流れる花見川の存在を思い出しました。詳しい情報は知りませんが、花見川と名のるのですから、花見はできるはず、と安直に考え、そこまで足を伸ばす事にしました。
 しかし、確かにソメイヨシノや山桜が何本か咲いてはいるものの、花見ができるレベルではありません。一瞬、失敗したかと思いましたが、上流のほうを見ると、桜が咲いているようにも見えます。そこで、そちらに向かって歩きました。
 そして、三年ほど前に開通した「みずほ橋」を過ぎると、桜並木と花見をしている人たちが見えました。何本かは樹齢の長そうな樹もありましたが、多くは添え木がしてあり、最近になって植えた感じです。また、地面にも草が生えており、座りやすくなっていました。
 普段は昼酒は飲まない自分ですが、今日は昼酒好きの弟につきあい、シルクエビスを買いました。そして、自分としてはかなり珍しい「ビール片手の花見」となりました。
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 その裏手は区役所になっています。帰って地図を見たところ、「花見川千本桜緑地」となっていました。花見川区役所の近くに花見の名所を作ろう、という発想なのでしょう。
 家族連れが多く、騒ぐ人もおらず、かなり雰囲気のいい花見風景でした。犬を散歩させている子どもや、バレーボールを始める学生さんなど、老若男女で楽しんでいる、という感じでした。
 というわけで、桜のみならず、それを見人を含め、楽しい時間を過ごすことができました。また、折角、「花見」がつく区に住んでいるのですから、来年以降も「区内での花見」を続けていこう、と思いました。

2011年04月10日 23:44