2016年01月02日

Suicaグリーン券

 都内に用事があって相方とでかけました。
 ところが、予想外の面倒な事などが生じ、二人して心身ともかなり疲れてしまいました。特に相方の疲れはかなりのものでした。
 そのため、帰りは奮発して、品川から総武快速のグリーン車に久々に乗りました。

 現在、首都圏の中距離列車のグリーン車に乗る場合、大きく分けると四つのの方法があります。
 一つは、モバイルSuicaの画面上でグリーン券を購入する方法です。
 次に、カード型のSuicaで、ホーム上の発券機を用いて購入する方法です。この二つを使うと、グリーン車席上にある改札装置を使う事ができます。

 あとは、駅の改札機でグリーン券を買うという、昔ながらの方法と、席に座ってから車掌さんから買う、という方法です。ちなみに、最後の「座ってから」だと、260円ほど料金が高くなります。
 これだけ方法が多様だと、往々にして正しく理解はされません。実際、自分も、久々にグリーン車に乗るにあたり、どんな買い方が正しかったのか、と少々時間をかけて考えたほどでした。
 そして、使い方を間違えている人を一度ならず見かけました。
 カードのSuicaで乗るときは、事前に券売機でSuicaにグリーン券購入情報を登録せねばなりません。
 ところが、それをせずに乗車し、席で改札システムにSuicaをかざす人が何人かいました。
 当然ながら、システムは「未改札」を示す赤ランプを表示させます。しかしながら、その人は、そのまま座っていました。自分が正当な手続きをしたと思い込んでいるのですから、無理はありません。
 しかも、通路に人が立つほど、車内は混雑しており、車掌さんの検札もできません。
 こういう状況を見ると、もっとグリーン券の「正しい購入方法」の告知をきちんと行うべきなのでは、と思いました。
 乗る場所は一編成につき四カ所しかありません。そこに、立て札でもたてておけば、このような「誤解」はなくなるのですが…。
 そんな事を考えているうちに、後ろの席では何やら言い争いまで始まっていました。
 そういうわけで、奮発したわりにはくつろげなかった久々のグリーン車となりました。 2016年01月02日 23:05